換気扇の吸い込みが弱くなった!?知っておきたい原因と対処法
毎日のように換気扇を使っていると、換気扇は回っている状態なのに、なんだか吸い込む力が弱くなったような気がする、煙を吸っていない、と悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、換気扇の吸い込む力が弱いときの原因や、対処する方法についてご紹介いたします。
換気扇のパワーが弱くなってしまった原因とは
換気扇の吸い込む力が弱くなるには、どういった原因が考えられるのでしょうか。以下の主な原因について、それぞれ詳しくみていきましょう。
フィルターが油でつまっている
料理をする時に油を多く使った場合、換気扇を使うと、油が飛び散り、ゴミやホコリと一緒に換気扇に吸い込まれます。換気扇のフィルターの掃除をしないでいると、フィルターの目に油が付き、そのまま固まってしまいます。固まりとなって詰まり、吸い込む力が弱くなってしまうのです。
モーターの潤滑油が少なくなった
換気扇を動かす動力であるモーターは、潤滑油と呼ばれる油を使って動いています。潤滑油は使っていくうちに、少しずつ消耗していきます。プロペラの回転力が弱くなるために吸い込む力も弱くなり、さらに雑音が聞こえるようになってしまいます。
吸気不足
換気扇が吸い込む力を発揮するためには、部屋に充分に空気が取り込まれていることが必要です。部屋の空気量が充分でないと、換気扇が吸い込むパワーも弱くなるのです。
吸い込みが悪くなったと感じたらやっておきたい対処法
換気扇の吸い込みが弱くなった、と感じたら、原因に合わせた対処をしてみましょう。主な3つの対処法についてご紹介いたします。
換気扇のフィルター掃除をする
料理の油は、広く飛び散っています。換気扇が吸い込むことでフィルターにも油が付き、冷えるとフィルターの目詰まりの原因になり、換気扇の吸い込みにも影響が出てきます。レンジフードのカバーを外し、フィルターの掃除をすることで解消されます。
潤滑油を塗る
モーターの回転軸部分にオイルを塗ることで、回転がスムーズになり換気扇の吸い込みが良くなります。オイルはホームセンターなどで販売されています。
部屋にある吸気口を開ける
部屋に吸気口が付けられている場合には、吸気口を開けてみると、空気が部屋の中に入り換気扇の吸い込みも良くなることがあります。また、吸気口が棚や家具などでふさがれていないか、確認をしてみましょう。
換気扇の吸い込む力を保つためには、1年に1回程度、分解をして掃除をすることがおすすめです。換気扇のフィルターを掃除する方法について、手順ごとにみていきましょう。 まずは感電を防ぐため、コンセントを抜いておきましょう。コンセントがない場合は、ブレーカーを落としておきます。 まずシンク周りをビニールシートや、新聞紙などを広げてしっかりと養生をしておきます。 汚れがひどい場合には、40度ぐらいのぬるま湯に洗剤を入れておいたものに、フィルターを付けます。重曹やアルカリ性洗剤を使うことで、汚れが中和されます。 30分ほどつけたら、スポンジや古い歯ブラシ等を使って、フィルターに詰まった汚れを落としていきます。そして、水をきれいに切って、雑巾で拭き、元の状態に戻すことで掃除が完了です。 いかがでしたでしょうか。換気扇の吸い込みが悪くなったと感じたら、早めに対応をしましょう。放置をすると、充分な換気ができず、部屋中に油やにおいが充満してしまうことになります。 吸い込みに影響を及ぼす原因を知っておきましょう。そして、原因に合った、適切な対処をするようにしましょう。ことができます。なるべく毎日手の届く部分はお手入れしておくようにしましょう。コンセントを抜く
カバーとフィルターを外す
そして、ゴム手袋をして、換気扇のカバーとフィルターを外します。
ネジでとめられている場合には、ゆるめることで簡単に外すことができます。フィルターを洗剤に付け置く
まとめ